瑞穂市立穂積北中学校『初めての弁当の日』
竹下先生談
『かわいそうな子をかわいそうなままにしておくほうがかわいそうではありませんか?
だから“弁当の日”をするのです。』
やれない理由をやる理由に変えての実践。
穂積北中学校には自由に台所を使えない子どもたちがいます。
台所を自由に使える環境がないのが可哀想だから弁当の日をやらない。
そうではなく、だからこそ使えるように環境を整える。
子どもたちに生きるための力を伝えたい。そんな想いのこもった弁当の日。
11時50分初めての弁当の日スタート
長崎から福田泰三先生も見学に来ての弁当の日
穂積北中学校で特徴的だったのが「牛丼弁当」
あの子も!この子も!!「牛丼」
近所のスーパーからはレトルトのミートボールが姿を消したそうですが
あまりミートボールの入ったお弁当は見ませんでした。
学校の雰囲気も優しい感じに包まれていて
先生と生徒もいい関係にあるそんな感じの穂積北中学校でした
長崎の福田先生も
『とても初めての弁当の日とは思えないほど完成度の高い弁当ばかりだった』
とおっしゃっていました。
何より、穂積北中学校の学校の雰囲気に感心しておられました。
- 作者: 竹下和男
- 出版社/メーカー: 共同通信社
- 発売日: 2011/09/27
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