平成21年度 多治見市PTA連合会研修大会で渡邊美穂さんの講演会

平成21年12月5日(土)多治見市PTA連合会研修大会において、多治見市で初めての「弁当の日」の講演会が開かれました。6月の県PTA定期大会で佐藤弘さんの講演を聞いた僕たちが感じた感動を多治見市のみなさんにも感じて貰えたら。そして「弁当の日」の凄さを多くの方に知って貰えたら。そんな想いを込めて企画した講演会でした。

演題は「食卓の向こう側に見えるもの〜めざせ!半歩先 命つなぐために〜」

 新聞記者として、取材先でしった「食」の危うさや学生の食事を例に近い将来、親になる世代の「食」の実状を例に「弁当の日」の実践例を紹介されました。またご自身の出身地である熊本県水俣病で母の命を救った赤ちゃん「宝児(たからご)」の話では多くの参加者の涙を誘いました。

 

 終盤には友人でもある安武千恵さんのブログを紹介されました。僕自身は先の6月の講演会でもブログの内容も知っていたのですが、渡邊さんの選曲で知恵さんの好きだった、一青ヨウさんの「ハナミズキ」をBGMに千恵さんの残した一言・ひと文字が会場に流れました。

 知っている内容なのに溢れる涙を堪えられずブログの文字を追いました。まるで千恵さんが僕に語りかけて来てくれているようでした。

彼女が娘に遺したかったのは何だったのか。最後にこの言葉で講演会を終了しました・


「先逝く大人として 子どもたちに遺せるものは何ですか?」

【たじみハナミズキプロジェクト】