瑞浪市立稲津小学校

gifu-bentounohi2011-12-01


稲津小学校より弁当の日実践報告をいただきました。
ありがとうございます。

瑞浪市立稲津小学校で、11月13日の日曜参観日に、初めての「弁当の日」を行いました。
お弁当の日」に先立って、10月21日(金)14時〜安武信吾さんの講演会を行いました。
「食卓で変わる、子どもが変わる 〜親が子に遺せるもの〜」という演題でお話していただきました。
前半は、5、6年生児童も一緒にお話を聴きました。現代の食生活の乱れを、大学生の食生活のデータをもとに分かりやすくお話してくださいました。
子どもたちの反応が、大変良かったです。
後半は、『いのちをいただく』の紙芝居、「弁当の日」のお話、ご自身のご家族のお話など、あっという間の1時間半でした。
お話を聴きながら涙する方の姿も多くみられました。
食について、命について考え、私たち大人は子どもたちのために何ができるのかを、改めて考えさせられました。
そして、「弁当の日」についてみんなの理解が深まり、大変有意義な講演会でした。
いよいよ「弁当の日」当日。
まずは、朝の読み聞かせです。
この日は父親による読み聞かせで、全学年の父親役員さんに『いのちをいただく』を、各学年で読み聞かせしていただきました。
当日、お弁当を作ってくるのは5、6年生だけだったので、食や命をいただくことについて、全校児童で考えるきっかけになればと企画しました。
読み聞かせでは、一緒に聞いていた先生が、涙する姿がみられました。
低学年の子どもたちには、少し難しかったようでした。
高学年の子どもたちは、自分たちが普段食べている肉や野菜に命があったことに感謝したい、食べ物の命を考えて残さないように食べたい、などの感想を発表してくれました。
そして、お弁当の時間。みんなのお弁当を並べた時は、PTA役員皆、感動しました。お弁当を並べた時、食べている時の、子どもたちの満足そうな笑顔が素敵でした。
ほとんどの子が自分で作っていて、担任の先生も驚いていました。自分のお弁当だけでなく、兄弟の分、両親の分まで作った子もいて、先生も感動したそうです。
今回は初めての取り組みで、試行錯誤を繰り返しながらなんとかこの日を迎えました。「弁当の日」を経験した子どもたちの作文には、これからもお弁当を作りたい、いつもお弁当や食事を作ってくれるお母さんの苦労や大変さが分かったと、たくさんの子たちが書いていて、私たちもうれしく思いました。子どもたちや保護者の感想を参考に、これからにつなげていきたいと思っています。




瑞浪市立稲津小学校PTA母親委員